米Appleは10月28日(米国時間)、2021年度第4四半期の決算報告を発表した。当四半期の売上高は834億ドル、純利益は205億ドル、希薄化後の1株当たり利益は1.24ドル。前年同期の業績は、売上高が647億ドル、純利益は126億ドル、希薄化後の1株当たり利益は0.73ドルだった。米国市場以外の売上比率は66%だったと報告している。
過去の同四半期と比較すると、Macintoshの場合、売上高は微増。
iPhoneの売上高は前年同期と比べて46%増となり、iPadの売上高は前年同期と比べて21%増となっている。
テレワーク需要により、iPhone、iPadの販売が大幅に伸びたことが分かる。
その他のiTunesとソフトウェアの売り上げは、AppleCareやApple Payライセンス料金などを含む「Services」は、前年同期比で25%増。
Apple Storeにおけるサードパーティ製アクセサリーの売り上げを加えたアクセサリーの売り上げに、Apple TV、iPod、Beats、Apple Watch製品が加わる「Wearables, Home and Accessories」は、前年同期より11%増となっている。
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Facebookの7〜9月期決算は、売上高も純利益も2桁増ではあったが、AppleのiOS変更の影響で売上高は予想を下回った。第4四半期からはメタバース関連を別セグメントで報告する計画も発表した。
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