速報
「Microsoft Edge for Linux」の安定版リリース Ubuntu、Debian、Fedora、openSUSEをサポート:Microsoft Ignite
MicrosoftはWebブラウザ「Microsoft Edge」のLinux対応版の安定版をリリースした。プレビュー公開から約1年後だ。対応するLinuxディストリビューションは、Ubuntu、Debian、Fedora、openSUSEの4種類。
米Microsoftは11月2日(現地時間)、オンラインイベント「Microsoft Ignite」で、Webブラウザ「Microsoft Edge」のLinux対応版「Microsoft Edge for Linux」の安定版をリリースしたと発表した。対応するLinuxディストリビューションは、Ubuntu、Debian、Fedora、openSUSEの4種類。
これでEdgeは米Googleの「Chrome」同様に、Windows、Mac、iOS、Android、Linuxで利用できるようになった。
Linux版EdgeのインストーラーはMicrosoftのWebサイトからダウンロードできる(本稿執筆現在、日本語版サイトにはまだLinux版が表示されない)。
Microsoftは昨年10月にLinux版Edgeのプレビューをリリースした。プレビュー版を既にインストールしている場合は、「sudo apt install microsoft-edge-stable」コマンドで安定版を入手できる。
関連記事
- Microsoft、「Context IQ」やExcelの「JavaScript API」などの「Microsoft 365」新機能を発表
MicrosoftはオンラインイベントIgniteで「Microsoft 365」の新機能を発表した。365を横断してユーザーに候補を提示するAI「Context IQ」や動画エディター「Clipchamp」などだ。 - Microsoft、ハイブリッドワーク効率化アプリ「Loop」を「Microsoft 365」で間もなく提供開始
Microsoftは「Microsoft 365」の新アプリ「Microsoft Loop」を発表した。Teams、Outlook、OneNoteなどのアプリを横断して使えるツール。今月中にロールアウトする計画だ。 - Microsoft、“メタバースへの入り口”「Mesh for Teams」提供へ
MicrosoftはアバターでWeb会議ツール「Microsoft Teams」に参加する「Mesh for Microsoft Teams」を発表した。MRプラットフォーム「Mesh」で没入型スペースを構築し、そこでアバターとして交流する。「Mesh for Teamsはメタバースへの入り口でもある」としている。 - 米Microsoft、「Microsoft Edge for Linux」プレビュー版をついにリリース Linux版を開発する理由とは?
米Microsoftが、Webブラウザ「Microsoft Edge」のLinux対応版をプレビューとして公開。現時点で対応するLinuxディストリビューションは、Ubuntu、Debian、Fedora、openSUSEの4種類。同社はなぜEdgeのLinux版を開発するのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.