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メルカリで不正ログイン被害 一部加盟店でメルペイ決済を制限 同様の事案は6月にも発生
メルカリは、一部ユーザーがアカウントに不正ログインされ加盟店で不正に決済される被害があったため、一部加盟店でメルペイ決済の利用を制限した。被害件数、被害額は明らかにしておらず、対象加盟店は非公開、制限解除の時期は未定としている。
メルカリは11月11日、フリマアプリ「メルカリ」で一部ユーザーがアカウントに不正ログインされ、加盟店で不正に決済される被害を確認したため、一部加盟店でメルペイ決済の利用を制限したと発表した。被害件数、被害額は明らかにしておらず、対象加盟店は非公開、制限解除の時期は未定としている。
同社によると、メルカリを装った不審メール・SMSが急増。11日までに、ポイントやクーポンの配布を装い、偽サイトに誘導するSMSや、「アカウントの利用が制限されている」「アカウントで異常な活動が検出された」として偽サイトに誘導し情報を窃取するメールを確認した。同様の事案は6月にも発生している。
同社は偽サイトに誘導されパスワードなどを入力してしまったユーザーに向け、自分以外にログインしている端末を強制ログアウトさせパスワードを変更し、身に覚えのない決済履歴がないか確認するよう呼びかけている。ログインできない場合や不審な決済が見つかった場合はアプリ内の「お問い合わせ」から報告できる。
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