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キヤノン「EOS R3」は27日発売、ただし「お届けまでに大変時間がかかる」
キヤノンはフルサイズミラーレスカメラ「EOS R3」の発売日を11月27日に決定した。しかし予想を上回る注文と世界的な部品の供給不足の影響により、供給のペースは鈍い見通しだ。
キヤノンはフルサイズミラーレスカメラ「EOS R3」の発売日を11月27日に決定した。しかし予想を上回る注文と世界的な部品不足の影響により、購入者に届けるまでに時間がかかる見通しという。
EOS R3のボディ本体とレンズの「RF14-35mm F4 L IS USM」は特に影響を受け、購入者に届けるまでに「大変、時間がかかる」という。またレンズの「RF16mm F2.8 STM」「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」「RF400mm F2.8 L IS USM」や、アクセサリーの「アイカップ ER-hE」「レンズフード EW-65C」も「通常以上に時間がかかる場合がある」という。
EOS R3は、EOSシリーズで初めて自社開発のフルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサーを搭載したプロ/ハイアマチュア向けミラーレス一眼カメラ。最高約30コマ/秒の高速連写や視線入力に対応する。
キヤノンは9月14日にEOS R3を発表し、オンラインストアなどで注文を受け付けていた。価格はボディのみで74万8000円(税込)。
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