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デジタル庁がメール誤配信 CC・BCC設定ミスで約400件のアドレスが公開状態に
デジタル庁が報道関係者へのメールを配信する際に、宛先の設定ミスにより約400件のメールアドレスが流出したことを明らかにした。
デジタル庁は11月24日、報道関係者へのメールを配信する際に、宛先の記載ミスにより約400件のメールアドレスを誤送信したと明らかにした。
同庁は24日午後2時40分「デンマーク外務省とデジタル分野での協力に関する覚え書きを結んだ」という内容のメールを報道陣向けに送信した。その際、第三者から確認できないBCCに記載するべき送信先メールアドレスをCCに記載。メールを受け取った報道陣から全てのメールアドレスが閲覧できる状態になっていた。
同庁は同日午後6時56分に、宛先の記載ミスがあったことを報告するメールを配信。問題のメールを削除するよう求めた。
本件について同庁は「今後は厳重に注意し、再発防止に努める」としている。ITmedia NEWSが、具体的な再発防止策について尋ねたところ「再発防止策につきましては、改めてご連絡させていただきます」(デジタル庁)と回答した。
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