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ブラックフライデー消費、初の前年割れ──Adobe調べ
Adobeは、毎年オンラインショッピングの支出が突出するホリデーシーズンに関する調査結果を発表した。ブラックフライデーの支出は89億ドル。同社が調査を開始して初めて前年を下回った。
米Adobeは11月29日(現地時間)、「Adobe Digital Economy Index」で、米国のブラックフライデー(今年は11月26日)のオンライン支出は89億ドルと発表した。同社はオンラインでの小売サイトへの1兆回以上の訪問、1億のSKU、18の製品カテゴリーの分析に基づいてこの調査をまとめている。
前年のブラックフライデーの支出は90億ドルだった。支出が前年を下回るのは同社がこの調査を開始して以来初という。
同社の分析によると、支出減少の理由の1つは、消費者によるホリデーショッピングの開始時期が早かったことにあるという。11月1日〜28日の支出は前年比13.6%増の991億ドルだった。
ブラックフライデーに良く売れたのはNintendo Switch、Barbie(人形)、Oculus(Oculus Quest 2のこととみられる)だった。
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