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6日間に及ぶスマートロック「Qrio」の障害、完全復旧 原因は「サーバへの一時的な負荷増大」

スマートロック「Qrio Lock」を手掛けるQrioは12月2日、Qrio Lockをインターネットに接続するデバイス「Qrio Hub」で発生していたネットワーク障害について、完全に復旧したと発表した。

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 スマートロック「Qrio Lock」を手掛けるQrioは12月2日、Qrio Lockをインターネットに接続するデバイス「Qrio Hub」で発生していたネットワーク障害について、完全復旧したと発表した。障害の原因について同社は「サーバへの一時的な負荷増大」と説明している。


「Qrio Lock」(左)とネットワーク障害が発生した「Qrio Hub」(右)

 この障害は、11月26日午後3時ごろから12月2日午後3時ごろまで発生。Bluetoothを使ったスマートフォンからの施錠/解錠には影響しなかったものの、スマートスピーカーを含むインターネットを経由した操作がしづらい状態が続いた他、施錠/解錠の履歴も更新できなくなっていた。

 原因について「Qrio Lockサーバへの一時的な負荷増大により一部通信が行えない、あるいは大幅に遅延する状態になっていたため」と説明。サーバ側の処理速度を向上させる対応を実施したという。


お知らせに掲載された完全復旧の案内

 障害が長期化した理由について同社は、「リモート施解錠操作の問題と、履歴取得の問題が並行して発生してしまったことが大きい」と語る。

 Qrioでは今後、同様のトラブルに対応すべく検出システムを強化するとしている。

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