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メルカリとコンビニ大手が転売対策で連携 限定品・くじ景品などの情報を共有
メルカリがコンビニ大手3社と転売対策に向けた包括連携協定を締結した。キャンペーンや商品の情報を共有することで規約に反する出品の取り締まりを強化する。
メルカリは12月3日、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンのコンビニ大手3社と、転売対策に向けた包括連携協定を締結したと発表した。キャンペーンや商品の情報を共有することで規約に反する出品の取り締まりを強化する。
コンビニからメルカリには、限定品や「一番くじ」などの景品、非売品(販促物)などの価格や写真などを事前に提供。メルカリは共有された情報を基に出品物を監視して、高額転売品や不正入手した商品などについて、コンビニ各社と協議しながら出品を防止する。
メルカリは11月にもユー・エス・ジェイ(USJ)との連携を発表。転売対策に向けた連携先の拡大を進めている。
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