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Samsung、モバイルと家電統合の新部門の正式名称をDX(Device eXperience)に
Samsungは先日発表した3部門から2部門への体制再編で新たに誕生した部門をDX(Device eXperience)部門と名付けた。モバイル事業とディスプレイ事業を統合し、スマートフォンから家電までの幅広いソルーションを提供する。
韓国Samsung Electronicsは12月12日(現地時間)、7日に統合を発表した新部門の正式名称を「DX」部門としたと発表した。DXは「Device eXperience」に由来し、「顧客にとって新しく有意義な体験を生み出す」という取り組みを反映しているという。
同社は7日、Galaxyシリーズなどを担うモバイル部門とテレビなどのビジュアルディスプレイ事業を統合すると発表した。ハン・ジョンヒ副会長率いるDX部門は、ビジュアルディスプレイ事業、デジタルアプライアンス事業、健康・医療機器事業、MX事業、ネットワーク事業で構成され、「サービスやユーザーのニーズだけでなく、スマートフォンから家電までの幅広いソルーションを提供することにフォーカスする」としている。
半導体部門とDX部門の2部門体制にすることで運営構造を簡素化し、消費者向け製品をDX部門に統合することで、米Appleとの競争力を強化する狙いとみられている。
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