散歩の友にApple Watchは便利だが、日本語がちょっとおかしい:CloseBox
watchOSが8.3になった。だが、まだバグフィックスされていないものが残っている。
watchOS 8から音声フィードバック機能が追加された。Apple Watchを手首に巻いてワークアウトする時に音声で情報を伝えてくれるもので、サイクリングなら5km毎に平均時速を教えてくれる。
この機能は便利でずっと使っていて、先日湘南まで153kmのサイクリングをしたときにも30回教えてくれた(はずだ)。「5キロメートル。平均速度22.2キロメートル毎時」といった感じである。
この音声フィードバック、ランニングやウォーキングでも使える。こちらも朝のウォーキングでどのくらいのペースで歩いているのかが分かって役に立つ。
こんな感じでフィードバックしてくれる。
「キロメートル1。ペース、11分5秒」
もうちょっとペースを上げよう。
「キロメートル2。ペース、10分45秒」
文字にするとこうなる。「1キロメートル」「2キロメートル」となるべきところが「キロメートル1(いち)」「キロメートル2(に)」となっている。
さらに、「10分45秒」は「じゅうぶんよんじゅうごびょう」と読み上げる。「じゅっぷん」ではなく「じゅうぶん」。
12分になると「じゅうにふん」ではなく「じゅうにぶん」と読む。おそらく、十分「じゅうぶん」、十二分「じゅうにぶん」に引っ張られているのだと思うのだが、この「言い間違い」は2カ月たっても続いている。
14日に配信されたwatchOS 8.3でもこれは修正されていない。
そんなわけで、ウォーキングで1km歩くたびに、Apple Watchに言い間違いさせたりさせなかったりしている。だんだんかわいくなっているから面白い。修正されたらちょっと悲しくなるような気がする。
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