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QRコードを徐々に消していく“闇のゲーム” 実際どこまで消しても読めるのか明日から使えるITトリビア(1/2 ページ)

Twitterで「QRコードを徐々に消していき、リーダーで読み取れなくなったら負けになる闇のゲーム」が話題になった。QRコードには「誤り訂正機能」という、汚れや破損に対応する強さがあった。

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 Twitterで「QRコードを徐々に消していき、リーダーで読み取れなくなったら負けになる闇のゲーム」が話題になった。QRコードの開発元であるデンソーウェーブも“闇のゲーム”に参戦しているが、実際どこまでなら消しても認識できるのか検証してみた。

 ITmedia NEWSのトップページのURLをQRコードに変換してみた。これを徐々に欠けさせて、どこまで認識できるか試す。

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環境によるが、欠け20マスは読み取れない

 面積比で3.2%消したところで読み取れなくなった。数値は時と場合により多少変わる。では、次のQRコードはどうだろう。内容は同じくITmedia NEWSトップページのURLだ。

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欠け70マスは読み取れない

 こちらは6%以上消しても読み取れた。数字で見ると誤差程度のように見えるが、可視化してみると大きな違いが分かるだろう。

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左は読み取れないが、右は読み取れる

 左のQRコードはほとんど改変や汚しに対応できないが、右のQRコードは全体の20%以上が隠れていても読み取れる。この違いを生み出しているのが「誤り訂正」という仕組みだ。

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