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2021年、使って満足したものたち カメラ、テレワーク、そしてヘルスケアヤマーとマツの、ねえこれ知ってる?(2/5 ページ)

編集記者2人による、2021年に使ってみてよかったものをそれぞれ3つずつ紹介します。

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ロードバイクとバーチャル世界を橋渡しする「ELITE VOLANO」

マツ 私が買ってよかったものというか、あってよかったものも、似たような感じなんです。自分で買ったわけじゃなくて、いただきものなのですが。

ヤマー お、レトロフィット系ですか?

マツ そうです。レトロフィット。

マツ ぼくは自転車、ロードバイクに乗るのが最近の趣味で。自転車ってアナログ技術のかたまりみたいに見られてるじゃないですか。でも実際はデジタル技術とつながっていて。その1つが、ロードバイクに接続するローラー台という、インドアで漕げるようにする機械。これをいただいたんですよ。「ELITE VOLANO」という製品。

 そうすると、19世紀から基本的に変わってないアナログマシンである自転車が、メタバースの世界に入っていける。VRではないのでアレですけど。

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ELITE VOLANOと古いCinelliのロードでZwift環境を構築している

ヤマー なるほど、アダプターさえあれば「Zwift」でバーチャル空間を走るためのデバイスに変身すると!

マツ ですです。スピード、ケイデンス、パワー、心拍数といったデータがあちこちのセンサーからPCやスマートデバイスに送られて、そこからバーチャル世界と連動する。

ヤマー 天候に左右されずに、気分次第で走る場所を選べますもんね。「今日はネオ京でライドしよう〜」みたいな。

マツ 天気がいい日は外に出て走りますけど、寒い日でも家の中で走れますからね。昨日はロンドン(メタバース)を走ってました。寒いので。

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メタバースロンドンを走る

ヤマー 優雅すぎる。他に買ってよかったもの、何かありますか?

マツ でもやはり、外に出る楽しみはあるので、外用のロードバイク「FELT Z5」も買って、さらに小径車「Bianchi Fretta」も買って、どちらも10年以上前の中古ですけど。それで、リアルに走ったルートマップをデジタルデータとして、Stravaというスポーツサービスで共有できるんですよ。

 ある区間を走った回数が一番になると、ローカルヒーローという称号がもらえる。抜かれるとその座は奪われるといった、ある意味、Nianticの初代位置ゲー「Ingress」みたいな楽しみ方もできるんです。

ヤマー 外のライドもデジタル連携できると。

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