Samsungの新スマートTVは「GeForce Now」など対応のゲームハブ搭載でNFTもサポート:CES 2022
SamsungはCES 2022に向けて、2022年発売のスマートTVの新機能を発表した。「GeForce Now」や「Stadia」、コンソールゲームなどのハブになる「Gaming Hub」を搭載する。テレビでNFTアート作品を売買できる「NFT Platform」も利用できる。
韓国Samsung Electronicsは1月3日(現地時間)、5日から開催のCES 2022に向けて、2022年発売のスマートTVのラインアップと、それらに搭載される「Gaming Hub」などの新機能を発表した。本稿では新機能について紹介する。
Gaming Hubは、テレビに接続したゲームコンソールだけでなく、ストリーミングサービスのゲームもダイレクトに起動できるゲーム用のハブ。2022年中に発売される一部のSamsung製スマートTVに搭載される。
ストリーミングゲームとしては、米NVIDIAの「GeForce Now」、米Googleの「Stadia」(日本では未提供)、オランダUtomikの「Utomik」をサポートし、今後対象を拡大していくとしている。
米The Vergeによると、Gaming HubはPlayStationとXboxのコントローラをパススルーでサポートするので、これらのコントローラでストリーミングゲームもプレイできるという。
新アプリ「NFT Platform」は、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)のデジタルアート作品を閲覧、売買できる「直感的な統合プラットフォーム」。
この他、コンテンツを視聴しながら他のユーザーと動画チャットできる「Watch Together」アプリや、画質を自動的に最適化する「Smart Calibration」機能などを搭載する。
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