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ハイブリッド開催の「CES 2022」、リアル基調講演予定のT-Mobileがオミクロンでキャンセル
2022年1月6日からハイブリッドで開催予定の「CES 2022」にリアル参加する予定だった米T-Mobileが参加をキャンセルした。マイク・シーバートCEOによる基調講演もなくなる。MetaやTwitterも不参加を表明した。
来年1月にリアルとオンラインのハイブリッドで開催予定の「CES 2022」のリアルでの基調講演を予定していた米T-Mobileのマイク・シーバートCEOは12月21日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症の状況により、講演を断念したと発表した。ブースでの参加もキャンセルした。
同社は声明文で「CESの主催者が参加者を保護するために徹底的な対策を講じていると確信している」が「従業員の安全を優先する」としている。
具体的にオミクロン変異株について触れてはいないが、米国では感染力が高いとされるオミクロン変異株への懸念が高まっている。
T-Mobileの他、本稿執筆現在ではMeta(旧Facebook)、Twitter、Pinterestなどがリアルでの参加を中止している。
4日に基調講演をする予定の韓国Samsung Electronicsの新DX部門のトップ、ハン・ジョンヒ氏がラスベガスに赴くかどうかはまだ明らかになっていない。
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