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免許更新時の認知機能検査、オンライン予約が可能に 年間11万件の電話受け付け業務を軽減
運転免許更新時の認知機能検査について、オンラインでの予約受け付けが始まった。これまでは電話のみで対応していたが、オンライン化で職員の負担軽減、利用者の利便性向上につなげる。
警視庁とNECは1月4日、運転免許更新時に75歳以上の高齢者向けに実施する認知機能検査について、オンラインでの予約受け付けを始めた。これまでは電話のみで対応していたが、オンライン化で職員の負担軽減、利用者の利便性向上につなげる。
オンライン予約はメンテナンス時を除き24時間受け付ける。免許更新はがきに記載の予約番号や氏名、生年月日などを入力して予約する。対応する運転免許試験場は東京都内の5カ所。
これまでの予約受付時間は平日の午前9時30分から午後5時までだったが、オンライン化で対応時間を拡大。これまでは年間11万件に及ぶ予約を電話で受け付けていたが、オンライン窓口の併設によって職員の負担も軽減するという。
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