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6日の積雪、都内で交通事故多発「前日比30倍」 首都高スリップなど……SNS分析
SNSを分析してリスク情報を把握するサービス「FASTALERT」によると、1月6日の積雪の影響で、都内の交通事故が激増したことが確認できたという。
JX通信社は、1月6日の関東平野の積雪の影響で東京都内の交通事故が激増したことを、SNSを分析してリスク情報を把握するサービス「FASTALERT」を通じて把握したと発表した。前日の約30倍もの事故を観測したという。
同社のデータによると、都心で雪が降り始めたのは午前11時ごろ。その後、都心の各地、特に首都高速湾岸線や中央環状線で事故が相次いで発生していたという。都心で6cmの積雪が観測されていた6日午後4時ごろには、首都高でのスリップ事故の情報が目立った。
都内で起きた交通事故に関する情報のうち、詳細な位置が分かったものだけでも40件以上(6日午前9時から24時間)に上った。
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