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PCや液体物、取り出さずに手荷物検査 3D画像をチェック JALが羽田に導入
X線CT検査装置を導入した保安検査レーンをJALが羽田空港国内線に導入。PCや液体物をカバンから取り出すことなく手荷物検査できるようになる。
日本航空(JAL)は1月11日、X線CT検査装置を導入した保安検査レーン「JAL SMART SECURITY」を、4月から羽田空港国内線に導入すると発表した。PCや液体物をカバンから取り出すことなく手荷物検査できるようになる。
手荷物の3D画像を使ってX線検査を行うため、PCや液体物を取り出す必要がないという。
1レーンにつき準備台が3カ所ある「スマートレーン」を採用し、待ち時間を短縮。準備ができた旅客から順に保安検査に進める。検査を通過した手荷物と、追加検査が必要な手荷物のレーンも「分かれており、検査通過済みの手荷物をよりスムーズに受け取れる。
保安検査用トレイを殺菌できるUV殺菌装置も備えている。
1月下旬ごろから設置工事を進め、4月以降、羽田空港国内線の各保安検査場に順次導入。8月ごろまでに導入を終える予定だ。
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