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国内初、冷凍宅配ボックス付きマンションを分譲へ 東急・パナソニック
分譲マンション向けの冷凍・冷蔵宅配ボックスをパナソニックなどが開発。東急不動産が大阪市で分譲するマンション2物件に設置する。
パナソニックと東急不動産は、分譲マンション向けの冷凍・冷蔵宅配ボックスを開発し、東急不動産が大阪市で分譲するマンション2物件(2024年3月引き渡し予定)に設置すると発表した。
分譲マンションに、冷凍機能のついた宅配ボックスを設置するのは国内初という。ヤマト運輸、佐川急便が配送に対応する。
パナソニックが2021年1月に開発した受け取り用冷凍・冷蔵ロッカーをベースに、インターフォンシステムとの連携や非接触キー対応など、分譲マンション用の機能を追加した。
2021年に東急が自社ビルで実証実験を行い、配送物の温度帯や実運用の実証実験を実施。配送された商品の温度帯に問題がないことを確認し、実用化につなげた。
設置するのは、2024年引き渡し予定の「ブランズタワー谷町四丁目」「ブランズタワー大阪本町」。居住者は、不在時でも宅配ボックスで冷凍品を受け取ることができる。
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