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Qiita、運営と直接対話できる機能 透明性向上に
「Qiita」に、ユーザーと運営チームが直接議論できる機能「Qiita Discussions」が登場した。オープンな場で双方向のやりとりをする事で運営の透明性を向上させる。
Qiita社は1月25日、エンジニア向け情報共有サイト「Qiita」で、ユーザーと運営チームが直接議論できる機能「Qiita Discussions」を正式にリリースした。オープンな場で双方向にコミュニケーションすることで運営の透明性を向上させるという。
質問や意見、報告といったトピックがある人がスレッドを立て、表題について議論できる機能。運営メンバーは運営状況や障害情報の報告、ユーザーへの聞き取り、ユーザーは機能についての要望やアイデア、不具合報告などを投稿できる。
2021年10月から3カ月のベータテストを経て、無理なく運用できることが分かったため正式にリリースしたとしている。
Qiitaは「意見募集フォームが効果的に機能していない」「コミュニケーションが一方通行」「障害情報が伝わっていない」などの課題意識を抱えていたという。
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