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ドコモで通信障害 「IPv6シングルスタック方式」導入初日に【復旧済み】
NTTドコモで2月1日午前8時ごろから一部ユーザーのインターネット通信で障害が発生している。発生原因、影響範囲は確認中で、復旧の見込みは立っていない。
NTTドコモは2月1日、午前8時ごろから一部ユーザーのインターネット通信で障害が発生していると明らかにした。発生原因、影響範囲は確認中で、復旧の見込みは立っていない。
ドコモ回線を利用する、インターネットイニシアティブの「IIJmioモバイル タイプD」などにも影響。端末の再起動や機内モードの設定と解除を繰り返すことで通信状況が改善する場合があるという。
ドコモは同日から、IPv4アドレスの枯渇問題を受けてユーザーの端末にIPv6アドレスのみを割り当てる「IPv6シングルスタック方式」の提供を始めていた。ドコモは「この方式の影響によるものかどうかも含めて確認中」としている。
追記(午後3時45分) 午後1時ごろに全面復旧
NTTドコモは、インターネット通信がつながりにくい障害が午後1時ごろに復旧したと発表した。影響したサービスはspモードなど。障害の原因については引き続き調査中。
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