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ソニー、PS5の今年度販売目標を300万台以上引き下げ 半導体不足で
ソニーは2日、PS5の2021年度の販売目標台数を1150万台に下方修正した。昨年5月の時点では1480万台以上を目指すとしていた。
ソニーはPlayStation 5(PS5)の2021年度の販売目標台数を1150万台に下方修正した。2月2日に開催した第3四半期業績説明会の中で明らかにした。
半導体を中心とする部材の供給不足に加え、物流の混乱によるリードタイムの長期化が影響した。21年5月の時点では1480万台以上を目指すとしていた。
ソニーの十時裕樹副社長兼CFO(最高財務責任者)は「デバイス供給の制約は今後も続くと予想されるが、強い需要にこたえられるよう最大限の努力を続けていく」とした。
PS5は20年11月12日に発売し、旺盛な需要を背景に約8カ月で1000万台を突破。PS4の記録より1カ月近く早かった。
しかし、その後は徐々にペースダウン。21年7月にはソニー・インタラクティブエンタテインメントのジム・ライアン社長が「ゲーム業界だけではなく、あらゆる産業がグローバルな市場環境の影響を受けている」とコロナ禍や半導体不足の影響を受けていることを示唆していた。
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