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NEC、教育向けノートPCに“ネジ混入”で自主点検 衝撃を与えると発煙の恐れ 対象は124万台
NECパーソナルコンピュータの教育機関向けPC・Chromebookなどの端末内に余分なネジが混入した。端末を落下させるなど強い衝撃を与えるとバッテリーが破損し、発煙・熱損したケースもあるため、自主点検する。
NECとNECパーソナルコンピュータは2月4日、教育機関向けのノートPCとChromebookの端末内に余分なネジが混入していたため、自主的に回収と点検を行うと発表した。端末を落下させるなど強い衝撃を与えるとバッテリーが破損し、発煙・熱損したケースもあるという。
ケーブルの組み立て不良が原因で発煙したとする報告も6件あった。自主点検の対象機種はノートPC「VersaPro E」シリーズ3機種と「Chromebook」2機種。生産台数は合計約124万台。回収方法や時期は、導入した教育機関や自治体と調整中。
NECは、強い衝撃を与えない限り発煙などは起きず、仮に発煙しても端末本体に難燃性の素材を使っているため影響は出にくいとしているが、強い衝撃を与えないなど安全な使用を呼び掛けている。
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