速報
Google、Chromeブラウザのロゴを8年ぶりに変更
GoogleのWebブラウザ「Chrome」のロゴが8年ぶりに変わる。色の境目のシャドウがなくなり、色が明るくなる。公式版はバージョン99から変わる見込み。
米GoogleのWebブラウザ「Chrome」のロゴが8年ぶりに変わる。同社のインタラクションデザイナー、エルヴィン・フー氏が2月4日(現地時間)、ツイートで予告した。開発者向けのCanaryバージョン(バージョン99)は既に新しくなっており、3月29日リリース予定のバージョン100の公式版からこのロゴになる見込み。
隣接する色の境目にあったシャドウがなくなり、中心の円が大きくなり、色も明るくなる。「Googleのより現代的なブランド表現に沿ったものになる」とフー氏は説明する。LinkedInによると、同氏は2019年からGoogleの「Material Design」に携わっている。
GoogleがChromeのロゴを変更するのはこれで3回目になる。徐々にフラットになってきているが、シャドウが気になっていた人も多いのではないだろうか。
フー氏は、隣接する赤と緑を見やすくするための工夫や、各OS(Windows、MacOS、iOS、Android)のUIデザインに合わせる工夫についてもツイートしている。
【訂正:2022年3月30日午前6時50分 当初ロゴ変更が公式版に反映されるのはバージョン99からとしていましたが、100からに修正しました。】
関連記事
- 「Gmailどこいった」――Googleアプリのアイコン統一から考えるアイコンデザインの過去と未来
Gmailのアイコンが変わり、一部のユーザーから「何のアイコンか分かりくい」という声が上がっている。しかしGoogleに限らず、アイコンのデザイン変更は珍しいことではない。なぜアイコンは変わるのか、今後はどんなデザインがトレンドになっていくかを考える。 - Googleが2年ぶりにロゴ刷新 マルチスクリーン対応目的で
Googleが企業ロゴを刷新した。従来の4色の配色はそのままに、飾りを排したサンセリフ系のフォントになり、ウェアラブル端末や車のダッシュボードなどでも見やすくなる。入力中や発音中を示すアニメーションも4色ドットに変わる。 - 時計から車まで、あらゆるAndroidのUIの基本「マテリアルデザイン」
Googleが次期AndroidやAndroid Wear、Android TVなどあらゆるフォームファクターのAndroidで統一感のあるユーザーインタフェースを提供するためのデザイン言語「Material Design」を発表した。デザインだけでなく、タップやスワイプのレスポンスが大きく変わる。 - Googleロゴもフラットに──各種サービスから“黒帯”消滅へ
Googleが、検索ページやGoogle+などの各種サービスで表示するロゴをフラットデザインに変更し、従来の黒いツールバーの代わりにAndroidなどで採用している「アプリランチャー」を設置した。 - Chrome 11β公開、音声認識に対応 ロゴも変更
Chrome 11βは音声入力APIをサポートしており、Web開発者は音声-テキスト変換機能を持つWebアプリを開発できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.