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LINEで注文、駅のロッカーに届く「テイクアウトステーション」 南船橋駅で実証実験

LINEで注文を受け付け、駅のロッカーに商品を届ける「テイクアウトステーション」の実証実験が南船橋駅と「ららぽーとTOKYO-BAY」で始まった。利用者はLINEアプリで商品の購入から受け取りまで完結できる。

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 NECソリューションイノベータ(東京都江東区)とフルタイムシステム(東京都千代田区)は2月8日、LINEで注文を受け付け、駅のロッカーに商品を届ける「テイクアウトステーション」の実証実験を「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」とJR南船橋駅で始めた。


JR南船橋駅に32ボックスのフルタイムシステム製ロッカーを設置した

 JR南船橋駅に32ボックスのフルタイムシステム製ロッカーを設置。利用者がサービスのLINE公式アカウントを通じて商品を購入し配送時間帯を指定すると、専任の配送スタッフが店舗から集荷して駅のロッカーに届ける。実証実験中の配送料は無料。ロッカーはQRコードで解錠する。


サービス概要。利用者はLINEアプリで商品の購入し、ロッカーはQRコードで解錠する

 対象店舗は当初「クリスピー・クリーム・ドーナツ」と「LUPICIA」(ルピシア)の2店で、随時拡大するとしている。店舗は配送スタッフに商品を渡すだけのため負荷軽減につながる。

 フルタイムシステムは「コロナ禍により、消費者には目的のために限られた時間で無駄のない移動や買い物を行うといっ行動変容が見受けられる。(今回の実験は)商業施設に立ち寄ることなく商品を購入し、生活動線上にある駅で当日中に商品を受け取れる。ECをさらに発展させた仕組みを目指す」と話している。

 実証実験は4月30日まで。NECソリューションイノベータがLINE上のシステム構築、フルタイムシステムはロッカー本体と管理システムを担当する。三井不動産グループも参加店舗の募集や集荷スタッフの手配などで協力する。

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