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トヨタの超小型2人乗りEV「C+Pod」でさいたま〜東京を往復してみた 「FOMM ONE」とどう違う?デジタルネイティブのためのユーザー体験(モビリティ編)(2/5 ページ)

モビリティーシェアリングサービスを使い、話題の超小型EVに乗ってみた。

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まずは始動から

 まずは始動して駐車場から路上に出て走行するまでの動画をご覧いただきたい。これはHELLO SCOOTERの登録メンバーである筆者が正味2時間半ほど試乗したものだ。場所はさいたま市にある秋ヶ瀬公園付近で、iPhone 13 Pro Maxをナビシートに固定して撮影している。ナレーションや効果音は入っていないが、走行時に発生するNVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)を確認することができる。

photo画面をクリックすると「始動して駐車場から路上に出るまで」の動画が再生します

 FOMM ONEとは異なり、アクセル操作はフロアパネルに設置されたペダル方式なので違和感はない。ドアミラーやシートの調整も一般的なインタフェースでハンドルも円形である。ただし、サイドウィンドウは少し変わっている。ウィンドウ上部のつまみを指でつかんで上下させる仕組みだ。これは小型3輪EVとして一般には販売されなかったi-ROADと同じ方式である。

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ウィンドウの上げ下げはこのレバーをつかんで上下にスライドさせる
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ウィンドウ上げ下げの節度は良く、この点で不便さは感じなかった

 キーを回して電源をオンにするとメーターパネル内全てのアイコンが点灯し、ドライブ可能な状態では必要最小限のアイコンが表示される。このあたりはビルトインタイプのカーナビや運転支援システムを搭載したクルマとは異なり、短距離のコミューターとしての使い勝手に絞っている。

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キーをオンにした直後のメーターパネル
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走行中のメーターパネルは必要なものを残して消灯するので、主に速度表示とバッテリー残量を確認しながら走行する

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