ソニー、穴が空いたイヤフォン「LinkBuds」を国内販売 2万3000円前後
ソニーは16日、穴が空いたイヤフォン「LinkBuds」(リングバッズ)を日本でも発表した。25日から実売2万3000円前後で販売する。
ソニーは2月16日、穴が空いたイヤフォン「LinkBuds」(リングバッズ)を日本でも発表した。25日から実売2万3000円前後で販売する。
振動板の中央に穴が空いた「リング型ドライバーユニット」を搭載した完全ワイヤレスイヤフォン。耳をふさがないため、歩きながら音楽やARゲームを楽しんだり、家事をしながら友だちと通話したりと様々な使い方ができるという。
ソニーは「本体の穴はリアルとオンラインをつなぐ鍵」と説明。片側で約4gという小型軽量さもあわせ、イヤフォンの“常時装着”という使用スタイルを提案する。
本体には2019年の「WF-1000XM4」に使われていた統合チップ「V1」を搭載。通話時のノイズ抑制や低遅延の音声信号伝送などに対応したという。
駆動時間はイヤフォン内蔵バッテリーで最長5時間半。充電ケースを併用すると最長17時間半まで延ばせる他、急速充電に対応し、約10分の充電で最長90分の再生が行える。
ソニーは外音を自然に取り込めるLinkBudsの特徴を生かすため、Microsoft、Spotify、Nianticといった企業との協業を発表した。このうちMicrosoftは同日、音で街を案内するアプリ「Microsoft Soundscape」の日本語版をリリースした。
Soundscapeでは、LinkBudsに内蔵したコンパスやジャイロセンサーで頭の向きを検知し、目的地の方向をビーコン音などで案内する。スマートフォンを持つ必要がなくなり、より安全に散策できるとしている。
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