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AWS、日本のスタートアップに最大1150万円相当のクレジット付与 ヘルスケアや宇宙事業など求む

AWSジャパンが、条件を満たす日本のスタートアップ企業を対象に、AWSの利用料などを支援する取り組みを開始。ヘルスケアや宇宙事業などを手掛ける企業に、最大10万ドル(約1150万円)の利用料を補助するという。

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 アマゾンウェブサービスジャパンは2月17日、一定の条件を満たす日本のスタートアップ企業を対象とした支援制度「AWS Startup Ramp」を始めた。ヘルスケアや宇宙事業などを手掛ける企業に対し、最大10万ドル(約1150万円)相当のクレジット付与やマーケティング支援などを提供する。

 対象とする事業領域はヘルスケアや宇宙に加え、市民が公共のシステム改善に参加する「シビックテック」をはじめとした公共向け事業、スマートシティー、サステナビリティに関する分野。これらの中でも、創業10年以内で年間売上高1000万ドル(約11億5000万円)以下の企業に限られる。

 条件を満たす企業にはクレジットの付与やマーケティングの補助に加え、技術支援や投資家・コンサルタントなどが参加するコミュニティーの紹介といったサポートを提供する。申し込みは専用のフォームから受け付ける。審査の有無や内容は明かしていない。

 AWS Startup Rampは、21年7月にインド、9月に韓国などでも展開した取り組み。AWSジャパンによれば、近年日本におけるスタートアップの資金調達額が増加傾向にあり、行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)なども活発になっていることから、日本でも同様の取り組みを行うことを決めたという。

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