“人権無い”発言プロゲーマーの元所属チーム、再発防止策発表 外部有識者に助言求める

“身長170cm未満は人権無し”発言が問題視されたプロゲーマーたぬかな氏の元所属先チームが、事態を受け再発防止策を発表した。選手やスタッフの教育と管理を強化し、メンバー採用時の審査も厳格化する。

[ITmedia]

　プロeスポーツチーム「CYCLOPS athlete gaming」（大阪府）は2月25日、元所属プロゲーマー「たぬかな」氏による問題発言を受け、再発防止策を発表した。選手やスタッフの教育・管理の強化や、メンバー採用時の審査徹底をうたっている。

「CYCLOPS athlete gaming」が示した再発防止策

　所属選手や運営スタッフには、外部の有識者などによる研修や指導を行い、言動について管理体制を強化するという。選手の採用時の審査も見直し、基準を満たさない選手とは契約を結ばない、などとした。

　たぬかな氏は15日にライブ配信プラットフォーム「Mildom」でファン向けに行った配信の中で「（身長が）170ないと、正直人権無いんで」と発言したことが、一部で問題視された。これを受け、チームは17日にたぬかな氏との契約を解除。関連して18日には同チームのプロゲーマー「Kbaton」氏との契約も解除した。