Instagram、「IGTV」より前に単体アプリ2本をひっそり終了していた
Meta(旧Facebook)傘下のInstagramが、2本の単体アプリを終了していた。2014年リリースの「Hyperlapse」と2015年リリースの「Boomerang」。同社は2月末に、単体アプリ「IGTV」の終了は発表した。
米Meta(旧Facebook)傘下のInstagramが、単体モバイルアプリ「Hyperlapse」と「Boomerang」をひっそり終了していた。米TechCrunchが3月7日(現地時間)に報じた。
TechCrunchが米モバイル解析企業のAppTopiaから入手したデータによると、2本のアプリがアプリストアで最後に確認されたのは3月1日という。Instagramは前日の2月28日、単体アプリ「IGTV」の終了を発表している。
Instagramは米The Vergeに対し、「メインのアプリにより集中するため」BoomerangとHyperlapseのサポートを終了したという声明文を送った。
Hyperlapseは2014年8月リリースの、タイムラプス動画撮影アプリ。今ではiPhoneでも一部のPixel端末でも基本のカメラアプリでタイムラプス動画の撮影が可能になっている。
Boomerangは2015年10月リリースの、GIFアニメの作成・投稿アプリ。モバイル端末のカメラで連続撮影した写真を自動ループGIFアニメに加工するというものだ。単体アプリはなくなったがGIFアニメ加工機能はInstagramの「ストーリーズ」に搭載されている。
Instagramは2015年3月に、写真コラージュアプリ「Layout」をリリースしている。こちらのアプリはまだ存続している。
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