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e-Taxの接続障害、改善するも完全復旧ならず 申告難しければ書面対応か延長申請を
国税庁は「e-Tax」で14日昼ごろから発生している接続障害について、15日午前7時ごろまでにつながりづらい状況が改善したと発表した。障害の原因は未解明として「早期の復旧を目指す」としている。期日までの確定申告が困難な場合は書面での提出か延長申請が必要。
国税庁は、申告システム「e-Tax」で14日昼ごろから発生している接続障害について、15日午前7時ごろまでにつながりづらい状況が改善したと発表した。ただし障害の原因は未解明として「早期の復旧を目指す」としている。
e-Taxでは14日午後0時20分ごろに接続障害が発生。Twitterでは「システムにつながりづらい」「エラーにより処理を完了できない」などの不具合がユーザーから報告されていた。午後9時になっても状況は改善せず、国税庁は時間を空けて手続きするよう案内していた。
確定申告の期限は3月15日。国税庁は、e-Taxの接続障害により期限内の申告が難しい場合は、書面で提出するか申告期限の延長手続きをするよう案内している。延長申請ができる期間については、障害解消後に公表するとしている。
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