ChargeSPOT、福島と宮城でモバイルバッテリーを48時間無料に 「安全確保の上、ご利用ください」

INFORICHは17日、福島県と宮城県の全域を対象にレンタル用バッテリーを48時間無料で開放すると発表した。16日の地震を受けた措置。

[ITmedia]

　モバイルバッテリーのレンタル事業「ChargeSPOT」（チャージスポット）を手がけるINFORICH（東京都渋谷区）は、16日の午後11時36分ごろに発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震を受け、福島県と宮城県を対象に48時間以内の利用を無料にすると発表した。

　モバイルバッテリーは「ローソン」「セブン-イレブン」などのコンビニエンスストアをはじめ、駅や携帯電話ショップなどに設置した無人レンタル機「バッテリースタンド」で借りられる。

　レンタル用のモバイルバッテリーにはUSB-C、Micro USB、Lightning（iPhone）のケーブルを内蔵しており、ほぼ全てのスマートフォンを充電できる。INFORICHは「身の回りの安全確保の上、ご利用ください」としている。

　東北電力によると今回の地震で宮城県は約4万6300戸、福島県は約10万戸が停電しているという（17日午前1時5分時点）。

「ChargeSPOT」のモバイルバッテリー

ChargeSPOTのレンタル機外観