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Microsoft、大画面SurfaceでのTeams会議用AI搭載スマートカメラ発売
Microsoftはビデオ会議用大画面Surfaceシリーズ向けのAI搭載スマートカメラ「Surface Hub 2 Smart Camera」を発表した。米国での希望価格は799.99ドル(約9万5000円)。136度の広角で、広角による歪みや明るさをAIが自動調整する。
米Microsoftは3月16日(現地時間)、ビデオ会議端末として使える大画面Windows 10搭載端末「Surface Hub 2S」向けに開発したAI搭載スマートカメラ「Surface Hub 2 Smart Camera」を発表した。AI搭載カメラは同社初。
「Surface Hubが販売されているすべての市場で3月16日に発売」となっているが、日本の公式サイトにはまだ掲載されていない。米国のMicrosoft Storeでの希望小売価格は799.99ドル(約9万5000円)。
AIにより、明るさの調整や自動リフレーミング、視線調整、広角による歪みの補正などを行う。
カメラは1200万画素で画角は136度の広角だ。筐体はアルミで、USB Type-CマウントでSurface Hub Sなどの本体に接続する。
Surface Hub 2S本体の日本でのおおよその販売価格は、50.5インチモデルが100万円、85インチモデルは260万円。既存のAI非搭載の「Surface Hub 2カメラ」は2万3000円。
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