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Meta(旧Facebook)、VRのQuestにようやくペアレンタル機能
Meta(旧Facebook)はVRヘッドセット「Meta Quest」に保護者のためのペアレンタル機能を追加すると発表した。4月から特定のアプリを13歳以上の若者の親がブロックできる。5月からはIARCが不適切とするアプリが自動的にブロックされる。
米Meta(旧Facebook)は3月16日(現地時間)、VRサービスの「Meta Quest」に幾つかのペアレンタル機能を追加すると発表した。
まず4月から、13歳以上のユーザーによるVR内での特定のアプリへのアクセスを保護者がロックできるようになる。これは、昨年7月のアップデートで追加された「アンロックパターン」を利用する機能。アプリのロックを解除するためにはロック解除パターンを描画する必要がある。
次に5月から、IARC(the International Age Rating Coalition)が13歳以上の10代の若者には不適切と評価するアプリのダウンロードまたは購入を自動的にブロックするようになる。
また、保護者がスマートフォンのアプリ経由でアクセスできる「Parent Dashboard」も提供する(提供開始時期は不明)。上記のアプリブロックなどを設定できる他、ユーザーが何かを購入しようとすると通知したり、ヘッドセットの使用時間の監視、Oculus Friendsのリストの確認などができる。
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