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第1回クリスタ検定、受け付けスタート ソフトの使い方や業界知識を測る
セルシスが第1回「CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定」の受験受け付けを始めた。ソフトの活用法や業界知識などを問う試験で、「クリエイターとしての知見の向上を図ることができる」としている。
イラスト・マンガ制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」を開発・販売するセルシスは3月22日、第1回「CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定」の受験受け付けを21日に始めたと発表した。ソフトの活用法や業界知識などを問う試験で、「クリエイターとしての知見の向上を図ることができる」としている。
受付期間は6月20日まで。実施期間は4月21日から7月20日でCBT形式。科目はCLIP STUDIO PAINTの使い方や機能の理解を測る「ベーシック」(5500円)と、分野別の「イラスト」「マンガ」「アニメーション」(1万1000円)を用意する。
専門コースでは、各領域でのソフトの活用法や著作権などの知識の他に、イラストコースでは、作画テクニックや制作プロジェクトの進め方、納品方法など、マンガコースでは表現技法の理解や入稿に関する知識、アニメーションコースでは商業現場での制作フローや技能に関する問題を出題する。
試験問題は全コースとも50問、試験時間は60分。合格ラインは60点で、得点上位からS、A、B、Cとランク付けする。
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