速報
Zoom、ジェスチャーを反映できるどうぶつアバターでの会議参加が可能に
ZoomはWeb会議に動物のアバターとして参加する「Avaters」機能を追加した。端末のカメラで顔を検出し、表情やしぐさを反映させる。12種類の動物から選択できる。
Web会議サービス「Zoom」を運営する米Zoom Video Communicationsは3月22日(現地時間)、新機能「Avaters」を発表した。Windows、macOS、iOSアプリで利用可能だ。
会議参加でカメラに映りたくはないが、顔の表情やしぐさは表現したい場合に利用できる。
Avaters機能を有効にすると、端末のカメラが画面上のユーザーの顔の位置を検出し、ユーザーが選んだAvaterに動きを反映させる。顔の映像は端末内で変換され、Zoomに送られることはない。つまり、表情は認識するがZoomには誰の顔かなどの情報は送られない。
利用するには、会議ツールバーで「ビデオの停止」メニューでオプションを開き、ビデオフィルターの選択オプションからAvatersタブを開き、気に入ったAvaterを選ぶ。
立ち上げ段階では、猫、牛、犬、狐、うさぎ、パンダなど12種類の動物が2種類ずつ(おそらく男性か女性)用意されている。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
真面目な会議で使うのは難しそうだが、学校の教師による授業や、小児科の医師による診察などで活用できそうだ。
関連記事
- Facebookのメタバース「Horizon Workrooms」で「Zoom Whiteboard」が利用可能に
Facebookのメタバース「Horizon Workrooms」からZoom会議に参加し、「Zoom Whiteboard」にQuest 2のコントローラーで書き込めるようになる。FacebookとZoomの提携で来年実現する。 - Zoom、30カ国語の字幕やFacebookのVR会議対応など多数の新機能
Zoomが今後数週間から数カ月中に提供する多数の新機能を発表した。自動字幕や自動翻訳、Facebookのメタバースでも使えるホワイトボードなど。ハイブリッドワーク向けの機能もある。 - Zoomで顔に眉、ヒゲ、リップカラーを追加する「スタジオエフェクト(β)」が利用可能に
Zoomが昨年9月に予告したARマスク機能「スタジフォエフェクト」がβ版として使えるようになった。眉、ヒゲ、リップカラーを顔に追加できる。 - かわいい動物たちをWeb会議に招待できる「ZOOm」 森永乳業が無償提供 動物園支援で
森永乳業は「Zoom」などのWeb会議に動物園の動物たちが参加するサービス「ZOOm」の提供を始めた。「リモートワークの疲れを癒し、集客に苦しむ動物園を応援するプロジェクト」という。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.