デジカメのメモリカード今昔物語 スマートメディアからSD、xD、CFexpressまで:ヤマーとマツの、ねえこれ知ってる?(1/5 ページ)
スマートメディアで大変な目にあった編集者マツさん。これをきっかけに、デジカメのメモリカードの歴史を紐解いていく。
経歴だけは長いベテラン記者・編集者の松尾(マツ)と、幾つものテック系編集部を渡り歩いてきた山川(ヤマー)が、ネット用語、テクノロジー用語で知らないことをお互い聞きあったり調べたりしながら成長していくコーナー。交代で執筆します。
ヤマー 松尾さんが一昨日載せたQuickTake 200の記事、かなり反響ありましたね。
マツ ありがたいことに。いろいろな反響がありました。
ヤマー 文末で全てを悟る読者の方が結構いらっしゃいましたね。涙腺に来る……。
マツ まあ、この連載自体がそういう建て付けなんですけど、あまり浸透してなくて。先日、NHKで再放送される予定で地震でなしになった番組が放映されてれば違ったんでしょうけど。
ヤマー マツさんが登場した番組の再放送、地震でなくなってたんですね。
マツ そうなんですよ。みなさんNHKオンデマンドで見てください(笑)
ヤマー その奥さんの姿を残したQuickTake200ですが、スマートメディアが使われていましたね。これのせいでマツさんの旅が始まるわけなんですがw
マツ はい。スマートメディア。見たときは、楽勝だと思ったんですけど、我が家には対応したカードリーダーがなかった。
ヤマー 一時期のデジカメではかなり普及してたメディアですけど、5Vと3.3Vの2つが存在するの忘れてました。5Vは初期に使われていたもので、すぐに3.3Vが主流になります。
マツ これも頭の片隅にはあったんですけど、自分がそのトラップに引っ掛かることになるとは。
ヤマー 自分が最初に買ったデジカメ、富士フイルムの「FinePix F601」って2003年ぐらいのモデルで、これもスマートメディアでしたけど、もちろん3.3Vでした。
マツ 僕がこの後に買ったデジカメは「FinePix 700」なんですけど、これもスマートメディアでした。今見て確認したら(笑)
これ、パラッパラッパーで知られるロドニー・グリーンプラットさんにインタビューしたときにサインしてもらったやつ。
ヤマー え、すげえ……。しかし、スマートメディア今見てもすごいですよね。あの薄さをどうやって実現したんだろうって。
マツ その分、大きいんですよね。端子が外に出てて危なっかしいし5インチフロッピーディスク並みにペラッペラだしで。
ヤマー デジカメの記録媒体って最近はSDカードが主流ですけど、昔をさかのぼると色んなものがありましたね。
マツ そうですね。今日はその辺の話題を探っていきましょうか。
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