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NHK+、テレビで利用可能に Android TVや「Fire TV Stick」向けアプリ提供
NHKは1日、Android TVを搭載したテレビや「Amazon Fire TV」「Google Chromecast」向けに「NHK+」アプリの提供を始めた。
NHKは4月1日、Android TVを搭載したテレビや「Amazon Fire TV」「Google Chromecast」向けに「NHK+」アプリの提供を始めた。6月30日までは動作検証期間とし「NHKプラスID」によるログインは求めない。
アプリは対応テレビやデバイスからダウンロードする。起動するとホーム画面にプレイリスト(ジャンル)ごとに番組タイトルとサムネイルが横に並び、番組詳細画面の再生ボタンで再生が始まる。ただし放送済み番組の「見逃し配信」のみで、放送と同時に配信する番組の視聴には対応していない。
キーワード検索や番組表からの検索にも対応した。詳細画面で番組を登録すると、新しい放送回が配信された時、メニューに水色の「●」を表示して知らせる機能もある。
NHKは1月に発表した2022年度のインターネット活用業務実施計画で、AndroidやFire OSを搭載したスマートテレビ向けにNHK+のアプリを提供すると発表。これまでPCやスマートフォンに限られていたNHK+による見逃し番組配信をテレビにも広げる方針を示していた。
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