満足度の高いWeb会議ツールランキング 1位「Zoom」に次ぐ2位は?【2022年4月版】
ユーザー満足度の高いWeb会議サービスは? IT製品レビューサイト「ITreview」に寄せられたレビューを基に、ランキング形式でまとめた。
コロナ禍でテレワークの機会が増え、需要が高まっているWeb会議サービス。音声や映像のやり取りに加え、テキストチャット、画面共有なども行えるものが多い。そんなWeb会議サービスの中でユーザー満足度の高いサービスは? IT製品レビューサイト「ITreview」によると、1位は「Zoom Meetings」だった。以下、2位「Whereby」、3位「ジンジャーミーティング」(旧Calling Meeting)と続いた。
Zoom Meetingsは、ZVC Japan社が日本向けに提供するクラウドサービス。HD品質の映像と音声でビデオ通話を行えるほか、画面共有、投票、参加者をグループに分ける「ブレイクアウトルーム」、同時通訳、文字起こし付きクラウド録画といった機能を持つ。無料プランでも基本的な機能を参加者100人までで使えるのが特徴だ。
公式サイトによると、2021年11月時点で600社以上の販売パートナーを持ち、日本のWeb会議システム市場で約60%のシェアがあるという。
ITreviewでのレビューの総合満足度は5点満点中4.1点で、特にミュート機能とデスクトップ/アプリケーション画面共有機能への評価が4.4点と高かった。ユーザーからは「ビデオ会議の品質が安定していることや使っている会社が圧倒的に多く他社とミーティングしやすい」「基本的に無料で使えるのが便利」「顔出ししたくないときに表情や口の動き、瞬きまで認識するアバターを使えるのが良い」といった声が上がっている。
2位のWherebyはソフトウェアインストール不要で、ホストが発行したURLをクリックするだけでゲストがWeb会議に参加できるWeb会議サービス。部外者が参加できないようにするLock機能、画面共有など基本的な機能を網羅している。3位のジンジャーミーティングは最大120人までのWeb会議に対応。画面共有や録画・録音に加え、ホワイトボード機能を用いたアイデア共有などが可能だ。
本ランキングは、ITreviewの「Web会議」メインカテゴリーで10件以上のレビューを獲得しているサービスの中から、満足度順で編集部で集計した。
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