ニュース
スマホだけで高精度3Dスキャン、EpicGames子会社がアプリ発表 1万人のテスター募集は開始日に満員
米EpicGames傘下のCapturing Realityが、スマートフォンで撮影した写真を基に3Dモデルを生成できる3Dスキャンアプリ「RealityScan」のβテストを始めた。
米EpicGames傘下のCapturing Reality(スロバキア)は4月4日(現地時間)、スマートフォンで撮影した写真を基に3Dモデルを生成できる3Dスキャンアプリ「RealityScan」のβ版テストを始めた。
3Dスキャンしたい物体をさまざまな方向から撮影してアップロードすると、画像を基に3Dモデルを自動生成する。AR技術を活用した撮影ガイダンス機能やフィードバック機能も備える。生成した3Dモデルはデータ販売サイト「Sketchfab」に直接投稿できる。
対象機種の記載は無く、レーザー光で物体との距離などを検知するセンサー技術「LiDAR」に対応したスマホ以外での利用可否は不明。
1万人限定のβテスター募集はすでに定員に達し終了。今春にはiOS版のアーリーアクセスを始め、年内にはAndroid版を一般公開するとしている。
関連記事
- スマホで3Dスキャンする新手の“データ泥棒”にワンフェス運営は警戒感 注意喚起と対策へ
スマホで展示品を3Dスキャンしていたのではないか? ワンフェス会場でのある入場者達の行動に、出展者や実行委員会が神経を尖らせている。 - 「どう見ても実写」PS5のバイクゲーム映像が本物そっくりと話題 販売元「こんなに注目されたのは初めて」
バイクで街中を爆走する映像がTwitterで話題だ。実はゲームのプレイ映像で、「どう見ても実写」「本物と間違えられて炎上しそう」と注目を集めている。 - Niantic、世界の3Dマップ構築目指し、LiDARスキャンのScaniverse買収
「Pokemon GO」のNianticが3Dコンテンツ構築アプリ「Scanverse」を手掛ける同名の企業を買収した。世界の3Dマップ構築を加速する。アプリは存続し、有料だった機能が無料で使えるようになる。 - Kinectで高品質にリアルタイム3Dスキャン Microsoftなど「TextureFusion」開発
Kinectを使った3Dスキャンを高画質化する技術。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.