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Twitter、ツイートの画像に代替テキストを追加する機能
Twitterは、投稿画像の内容を説明する代替テキストを手軽に追加する機能を追加した。代替テキストのある画像には左下に「ALT」バッジが表示される。
米Twitterは4月7日(現地時間)、ツイートの画像に代替テキスト(altテキスト)を追加する機能を追加したとツイートで発表した。
altテキストは、画像など非テキストコンテンツがWebブラウザで表示できない場合に代わりに表示するためにパブリッシャーが入力しておくテキスト。音声読み上げツールが読み上げるため、アクセシビリティの向上にも役立つ。
ツイートの画像の左下に「ALT」(日本では「代替」)バッジが表示されている場合、これをタップすると画像の内容を説明するテキストが表示される。
「ALT」を追加するには、ツイートに画像を追加すると画像の下に表示される[説明を追加]ボタンをタップして説明を入力する。最長1000文字まで入力可能だ。[保存]をタップすると画像に「ALT」バッジが追加される。
1つのツイートに複数の画像を追加する場合も個別のALTを入力可能だ。詳細は日本語のヘルプページを参照されたい。
Twitterは2016年に画像に音声読み上げ可能な説明を追加できるようにしたと発表したが、これは音声読み上げ専用だった。
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