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Twitter、「アンメンション」をWebアプリで提供開始
Twitterは昨年からテストしていた「アンメンション」機能をWebアプリで提供開始した。誰かのツイートで自分がメンションされたのを解除できる。一連の嫌がらせ対策の一環だ。
米Twitterは4月7日(現地時間)、誰かが自分について不本意な「@ツイート」(いわゆる「メンション」)をするのを防ぐための機能「Unmentioning」(日本では「この会話から退出」)を、一部のユーザーのWebアプリで提供開始したとツイートで発表した。公式アカウントは実験としているが、プライバシーデザイナーを務めるドミニク・カモッツィ氏は「公式にロールアウトしている」とツイートした。
自分がメンションされている会話の右上の[…]メニューに「leave this conversation」(この会話から退出)という項目が表示されるようになり、これを選択すると会話に自分へのメンションが表示されなくなる。
会話から退出すると、@ツイートがグレーになり、その後の会話にはメンションされなくなる。
Twitterはこの機能を昨年6月に発表した。
当時の発表によると、アンメンションを選択すると、メンションされているツイートに自分のアカウントが表示されなくなり、メンションした相手のユーザーはそれ以降自分をメンションできなくなる。
Twitterは編集ボタンなど、様々な新機能のテストを行っている。テストでユーザーのフィードバックを集めて公式機能にするかどうかを決めるので、テスト中のすべての機能が公式機能になるとは限らない。
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