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「小さな体型変化も見逃さない」 ZOZOスーツを使ったフィットネス支援サービス、ZOZOが米国で提供
ZOZOは27日、3D計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT 2」を活用して日々のワークアウトを支援する新サービス「ZOZOFIT」を発表した。米国で夏からサービスを提供する。
ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは4月27日、3D計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT 2」を活用して日々のワークアウトを支援する新サービス「ZOZOFIT」を発表した。米国で夏からサービスを提供する。日本での展開は「今後検討していく」。
ZOZOの計測技術を活用したサービス化の第1弾。ZOZOSUIT 2を着用してスマートフォンカメラで撮影した計測結果を元に身体の3Dモデルを生成することでワークアウトの成果を可視化する。「トレーニング強化が必要な部位の見極めなどにも役立つ」としている。
専用アプリには過去の計測データや3Dデータを蓄積し、現在の体型と比較したり、数値データをグラフで確認したりする機能がある。トレーナーとデータをシェアすることもできる。
ZOZOは「体重などの数値データだけでは日々の体型変化を見落としたり、トレーニングの成果が見えづらかったりと様々な課題が生じる」と指摘。「ZOZOFITは小さな体型変化を見逃さず、より楽しく効率的なワークアウトの継続をサポートする」としている。
将来的には心拍や運動強度といった情報を取り込み、それらのデータを元にシミュレーションを行うアルゴリズムを開発する考え。また関連するサービスや商品を販売するマーケットプレイスとしての展開も視野に入れている。
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