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光ファイバーでできたUSBケーブル登場 転送速度10Gbps、最長15m
業務用映像機器メーカーのエーディテクノが、光ファイバーを使ったUSBケーブルを発売する。USB3.2 Gen2に対応し、データ転送速度は10Gbps。ケーブルの長さは最長15m。想定価格は3万円台。
業務用映像機器メーカーのエーディテクノ(東京都新宿区)は4月28日、光ファイバーを使ったUSBケーブル6種類を6月15日に発売すると発表した。USB 3.2 Gen2に対応し、データ転送速度は規格最大値の10Gbps。ケーブルの長さは最長15m。想定価格は3万円台。
データロスが少なく長距離伝送に向いたOM3規格光ファイバーと、銅線を混ぜ合わせたハイブリッドケーブル。ケーブル部分の外径は4.5mm。コネクター部分は外来ノイズの影響を抑えるため金属製の筐体を採用。コネクターはUSB Type-A、USB Type-B、USB Type-Cから選べる。
Webカメラや医療機器、サーバルーム、工場機械、タッチパネルなどの場面や機材での利用を想定。USB 2.0やUSB 1.1との互換性も備え、既存機材の接続にも使えるとしている。
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