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セグウェイ、公道を走れる電動キックボード発売
セグウェイジャパンは10日、公道を走行できる保安器具を備えた電動キックボード「Max Plus公道仕様版」の販売を始めた。シェアリング事業者に向けた専用モデル。
セグウェイジャパンは5月10日、公道を走行するための保安器具を備えた電動キックボード「Max Plus公道仕様版」の販売を始めた。シェアリング事業者に向けた専用モデルで、管理ソフトウェアなどと合わせて販売する。
世界累計1000万台を販売したSegway-Ninebot(セグウェイ - ナインボット)グループの「Max Plus」に日本の公道を走るための改良を加えたモデル。ハンドルバーの両端に丸い方向指示器を備え、警音器を方向指示器に内蔵した。
シェアリング事業向けにGPSや通信機能も備えた。借りる人が利用できるスマートフォンアプリ「Segway Pass」(iOS、Android)の他、管理者向けのソフトウェアなども同時に提供。「シェアリング専用モデルとして高い耐久性と日々の現場オペレーターの作業を減らす工夫がされたモデル」としている。
セグウェイジャパンは搭乗型モビリティの先駆的な存在として知られる「Segway」を国内販売するために2008年に設立。近年では「キックスクーター」と呼ぶ電動キックボードを手掛けている。
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