「Pixel 6a」は“良コスパ”なのか? 「Pixel 6」と比較してみた(2/2 ページ)
米Googleが新型スマートフォン「Google Pixel 6a」を発表した。Aシリーズと呼ばれる廉価版で、GoogleならではのAI機能を格安で体験できるモデルとして人気があるが、どれぐらいコスパが良いのか、上位モデルと比べてみた。
Pixel 5a (5G)と比較。イヤフォンジャックが廃止されていた
せっかくなので前モデル「Pixel 5a (5G)」とも比較してみる。
SoCは、5a (5G)がQualcomm Snapdragon 765Gを搭載。一昔前のミドルクラスで使われていたSoCだ。先述の通り、パフォーマンスではGoogle Tensorに軍配が上がる。RAMやストレージは同じ。5a (5G)発売時の価格は5万1700円。6aは自社チップの採用、大幅な円安下でありながら2200円の上昇にとどまっている。
デザインは大幅に変更されたが、どちらも合金ボディを採用。ディスプレイサイズは、5a (5G)が6.3インチだったため、6aはより小型に仕上がっている。ただし、本体の厚さ/重さは2モデルともほぼ変わりない(6aが5aより4g重く、0.1mm厚い)。指紋認証センサーは、5a (5G)の背面から画面内蔵タイプに変更。ここは好みが分かれそうなところだ。
広角カメラは先述の通り5a (5G)と同等。超広角カメラは5a (5G)からアップデートされている。カメラモードも大方は同じだが、消しゴムマジック、リアルトーン、顔のぼかし解除などの機能は6aでのみ利用可能。ここの部分はおそらく、Google Tensorのプロセッサパワーを活用しているのだろう。
その他大きな変更点としては、Aシリーズにこれまで搭載されていたイヤフォンジャックが省かれたことだ。有線イヤフォンを使用していたユーザーは、変換アダプターの導入かイヤフォンの買い替えが必要になるだろう。
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