新生PS Plus、アジアでサービス開始 日本は6月2日から
SIEは24日、ゲームのネットワークサービス「PlayStation Plus」(PS Plus)の大幅リニューアルを香港などアジアの一部国と地域で実施した。
ソニーインタラクティブエンタテインメント(SIE)は5月24日、PlayStation向けゲームサービス「PlayStation Plus」(PS Plus)の大幅リニューアルを、香港、インドネシア、マレーシア、シンガポール、韓国、台湾、タイで実施した。日本では6月2日から提供する。
その他の国や地域でも順次始める。北米、中南米は6月13日に、欧州やオーストラリア、ニュージーランドは6月23日にリニューアルする。併せて
SIEが3月に発表したリニューアルでは、ゲームの先行プレイや割引きなどを提供するPS Plusとクラウドゲーミングサービスの「PlayStation Now」を統合。3つのサブスクリプション型プランを設けた。
ユーザーは従来のPS Plusに近い「エッセンシャル」(月額850円)、新たに数百本のPlayStation 4とPlayStation 5向けゲームをダウンロードして遊べる「エクストラ」(月額1300円)、これらのサービスに加えて旧世代機のゲーム240本を遊べる「プレミアム」(月額1550円)からプランを選べる。17日にはエクストラとプレミアムで遊べるPS4とPS5のゲームの一部、約60タイトルを紹介した。
SIEは2010年にPS Plusを始め、現在では4700万人以上(全世界)の加入者を抱えている。2015年にオープンβサービスを始めたPlayStation Nowも現在のユーザー規模は300万人以上。リニューアル後にPlayStation Nowはサービスを終了する。
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