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ジャック・ドーシー氏、Twitterの取締役を退任
Twitterの定例株主総会が開催され、共同創業者のジャック・ドーシー氏が予定通り取締役を退任した。株主総会にイーロン・マスク氏は参加しなかった。
米Twitterは5月25日(現地時間)、定例株主総会を開催した。この総会で予定通り共同創業者のジャック・ドーシー氏が取締役を退任した。同氏は昨年11月、CEOを辞任している。
株主総会はオンラインで行われた。同社を買収することで合意している、大株主のイーロン・マスク氏は参加しなかった。
ドーシー氏はマスク氏によるTwitter買収を支持している。
株主総会では2人の取締役再任議案も提出されていた。この再任案で、米投資ファンドSilver Lake幹部のイーゴン・ダーバン氏は再任に必要な賛成票を得られなかった。同氏もマスク氏による買収の支持派だ。
マスク氏の買収については、同氏が13日に手続きを一時停止するとツイートしたが、Twitter側は合意条件で取引を完了させるとしている。
パラグ・アグラワルCEOは取締役会で、この取引については「規制などの理由により、今日は議論できない」と語った。この件については臨時株主総会で賛否を問う予定だ。
ドーシー氏もマスク氏も、本稿執筆現在は株主総会についてツイートしていない。
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