東京証券取引所は5月26日、ネット広告事業のマイクロアドの東証グロース上場を承認した。上場予定日は6月29日。主幹事はSBI証券。
サイバーエージェントの100%子会社として2007年創業。その後、ソフトバンクなどが資本参加した。広告主向け・媒体社向けプラットフォームをそれぞれ運営する。
上場時の発行済み株式総数(公募分を含む)は892万1000株。上場に伴い、66万9000株を公募する。164万5000株を売り出し、需要に応じて34万7100株上限に追加売り出し(オーバーアロットメント)を行う。ソフトバンク、サイバーエージェントなどが株式を放出する。
有価証券報告書によると、2021年9月期の連結業績は、売上高は116億7100万円、経常利益は1億5300万円、純損益は3800万円の損失。同社の開示情報によると、22年の売上高は122億2800万円、経常利益は5億1000万円、純利益は1億3000万円。
関連記事
- 「ツイキャス」のモイ、東証グロースに上場へ 国内ライブ配信の先駆け
ライブ配信の国内老舗サービス「ツイキャス」を運営するモイが東証グロース市場上場へ。 - ビジネスチャットツール提供の「Chatwork」がマザーズ上場へ
SaaS型ビジネスチャットツール「Chatwork」を提供するChatworkがマザーズに上場する。上場予定日は9月24日。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.