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Twitter、Mac版TweetDeckを7月1日に終了 残るはWebアプリ版のみに
TwitterがMac版TweetDeckの提供を7月1日に終了する。残るWebアプリ版の改善に集中するためとしている。モバイルアプリは2013年に、Windowsアプリは2015年に終了済みだ。
米Twitterは6月1日(現地時間)、Mac版の「TweetDeck」の提供を7月1日に終了するとツイートで発表した。Webアプリ版の提供は続ける。
終了の理由は「TweetDeckの改善と新たなプレビューに集中するため」としている。向こう数カ月かけて、プレビュー版への招待を拡大していくという。
Twitterは2011年に同アプリ提供の英TweetDeckを買収し、自社サービスに取り込んだ。2013年にはモバイルアプリを終了し、2015年にはWindowsアプリを終了した。Windowsアプリ終了時にも「TweetDeck体験の改善に集中するため」と説明した。
Twitterは現在、イーロン・マスク氏による買収に向けて準備中だ。マスク氏は既に大株主であり、Twitterの経営に積極的に関わっていくと語っているが、TweetDeckのMac版終了に同氏の意向が反映されているかどうかは不明だ。
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