iOS版「Google Play ムービー& TV」アプリも「Google TV」アプリに改称 スマホのリモコン化も可能に
GoogleはiOSアプリ「Google Play ムービー& TV」を「Google TV」に改称し、新機能を追加した。Androidアプリも更新し、スマートフォンをスマートテレビやChromecast接続テレビのリモコンとして使えるようになった。
米Googleは6月1日(現地時間)、iOS向けのアプリ「Google Play ムービー& TV」をアップデートし「Google TV」アプリとしたと発表した。アプリストアでは既に「Google TV」アプリとなっている。
Android版「Google Play ムービー& TV」は2020年に「Google TV」アプリに改称済みだ。
このアプリは、Apple TVを含むGoogleと提携するストリーミングサービスのコンテンツを1カ所で表示し、サブスクしているサービスのコンテンツはそこから視聴を開始できるというもの。サブスクしていないサービスのコンテンツもレコメンドされるので、見たいユーザーがここからサブスクを決定する可能性もある。
iOSアプリの改称と同時に、Android版アプリもアップデートされ、Google I/Oで予告していたスマートフォンをテレビのリモコン代わりにする機能が追加された。
Chromecast with Google TVを接続したテレビやAndroid TV対応スマートテレビを、Google TVアプリをインストールしたスマートフォンをリモコン代わりにして操作できる。
「Google TV」という名称は紆余曲折してきたが、Chromecast接続端末やAndroid TV、Nestブランドのスマートディスプレイの操作もできるコンテンツ視聴のためのモバイルアプリの名称に落ち着きそうだ。
関連記事
- Apple、「Google TV」や「Android TV」版「Apple TV」アプリでのサブスクや購入の機能を削除
AppleはGoogleのスマートTV向け「Apple TV」アプリでのサブスクリプション、購入、レンタル機能を削除した。Apple端末で購入済みのコンテンツは視聴できる。 - 「Google TV」は結局終了 「Android TV」に一本化へ
「2015 CES」でソニーやシャープなど多数のメーカーが「Android TV」採用を発表する中、Googleは「Google TV」の終焉をひっそり告知した。 - Google、Androidアプリの「Google TV」での利用を可能に
Androidアプリ開発者は、「Google TV Add-On」をSDKに追加することで、Google TV向けアプリを開発できるようになる。 - 「Google TV」アップデート Android端末をリモコンにするアプリも
Googleは、テレビを見ながらWebにアクセスできる「Dual View」機能を改善し、Android端末をリモコンにするアプリも公開した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.